念の為にネットバンクとは、一般的な銀行と違い店舗や独自のATM、通帳を持たないネット上の銀行ことで、インターネットでの取引を中心としている銀行なので、ネット銀行になります。
店舗を持たないため、振込やATMの手数料などを安く提供しています。ソニー銀行や楽天銀行などが有名です。
そのネット銀行の “ある便利なサービス” を利用することで、自分で設定した金額を毎月忘れることなく自動で、しかも無料で積立られるんです。
以前の私は、1年後・数カ月後にまとまった金額が必要な場合に、給与が振り込まれる口座から毎月少しづつ引き出し別口座へ入金する手間をかけて、将来の支払いに備えていました。
この毎月の作業がとても手間で嫌でした。
それに日々の買い物の支払いをキャッシュレス決済にする頻度が増えてくると、つい使いすぎていたりと管理することがとても煩雑です。 ネットバンクの “ある便利なサービス” でしたら始めに設定しておけば後は自動で、忘れることもなく決めた金額を積み立てられます。
そこで有名なネットバンクの入金サービスをご紹介します。
住信SBIネット銀行・”定額自動入金”
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスを出資会社とするインターネット専業の銀行です。“ある便利なサービス”とは、住信SBIネット銀行では「定額自動入金サービス」というサービスです。
※他のネットバンクでも同じようなサービスはあります。
他行の自分の口座から指定金額を引落し、自動的に住信SBIネット銀行の自分の口座へ入金できます。
手数料は無料、入金は1万円以上1千円単位で設定が可能です。
定額自動入金は5契約まで設定可能
他行口座からの引落日は、毎月5日または27日のどちらかを選択できます。
定額自動入金サービスの実際の入金日は、原則引落日の4営業日後です。(通常、午前中に入金されます。)
ただし、初回の引落しはお申込完了の8営業日後に到来する引落日となりますので、注意が必要です。
引落しと入金のスケジュール
例えば他行の自分の口座からの引き落とし日を5日に設定したとして
5日が金曜日だとしたら、
実際に住信SBIネット銀行の自分の口座に入金されるのは
土日は省き
8日月曜日が1営業日となり
9日火曜日が2営業日、10日水曜日が3営業日
4営業日は11日の木曜日となります。
利用可能な金融機関
以下の公式サイトから確認してくださいhttps://www.netbk.co.jp/contents/lineup/jido-nyukin/banklist-modal.html
口座開設
住信SBIネット銀行の口座を開設していない場合はまずは口座開設からになります。口座開設されている方は読み飛ばしてください。
新規口座開設するために知っておくこと
ネットバンクですのでネットからの申し込みとなり、後日開設後のログインに必要なパスワード等の記載された書類がお手元に届きます。申込みから開設、審査後書類とカードが郵送されるまでは日数がかかりますので、余裕を持って取り組みことが大切です。公式サイトでは口座開設メールが3営業日程度、カードが郵送されるまでに1週間程度と記載されています。
初めてのことで大変そうだと思われるかもしれませんが、銀行窓口へ行き順番を待って開設手続きをするより、自宅にネッ居ながら申し込みが完了するのですから楽ちんです。
がんばって口座を開設してください。
口座開設するためには公式サイトから開設の申し込みをします。
申込時にはスマートフォンと顔写真のついた本人確認書類が必要ですので、あらかじめ用意しておきましょう。
※スマートフォンがない場合は、「本人限定受取郵便」で本人確認ができるようです。
必要な本人確認書類
- 運転免許証、運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 旅券(パスポート)(ただし、住所記載のあるもの)
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 特別永住者証明書
- 官公庁が発行した身分証明書で写真付きのもの
- 公の機関が発行した資格証明書で写真付きのもの(療育手帳、身体障がい者手帳等)
ATMなどで現金を引き出すためのキャシュカードは「デビット機能つきのデビットカード」と「デビット機能のないキャッシュカード」を選択できます。
定額自動入金・設定方法
では実際に設定してみましょう。ここではパソコンでの設定方法を紹介します。 新規で口座が開設された方は、郵送で届いたログインに必要な各種パスワード等を入力して上のホームページ画面までいってください。赤丸で囲った「口座・入出金」タブをクリックして「定額自動入金」をクリックします。
※スマートフォンで設定する場合は、ログイン後の画面下部にあるメニューを選択
→ 下へスクロールして “その他” 項目の「商品・サービス一覧」
→ 「入出金・振替」 → 「定額自動入金」となります。
下にスクロールして、上の画像の「お申込み・契約一覧」をクリック
次画面の「新規申し込み」をクリックしてください。
「規定を確認して同意してください」という画面あ出てきますので、都度規定を確認し
「上記について同意しました」をクリックしてチェックを入れてください。
ここで定額自動入金の設定をおこないます。
契約名にはご自身が把握しやすいもの「ご褒美用積立」「車検代」「旅行費」など自由に名前をつけてください。
引落日は実際に入金されるのが設定日から4営業日になることを考えて、5日・27日のどちらかを選択します。
操作を進め完了したら定額自動入金の設定は終了となります。
住信SBIネット銀行のセキュリティ対策
ネットバンクは便利そうだがセキュリティが不安だという方へ、住信SBIネット銀行のセキュリティ対策を一部記しておきます。心配な方は、さらに自身で調べて納得できるようでしたら「定額自動入金」サービスを試してください。
住信SBIネット銀行はパスワード認証を使わず、スマートホンにインストールした「住信SBIネット銀行アプリ」に本人確認情報を登録して、ログイン時に本人確認情報を紐付ける生体認証システムを採用しています。「スマート認証NEO」
生体認証とは、スマートフォンで使われている「指紋認証」「顔認証」のことです。
スマートフォンの「住信SBIネット銀行アプリ」からログインする場合は、生体認証の他に「PIN」コードを登録してログインの都度PINコードを入力することもできます。下の画像です。
パソコンからログインする場合はパスワードを入力するようになりすが、スクリーンキーボードを利用して入力できます。
ログインの承認はご自分のスマートフォンで承認するようになります。
最後に・注意点あり
以上がネットバンクを使って楽に毎月貯金できる、住信SBIネット銀行の「定額自動入金」のご紹介でした。この他にも毎月の家賃・駐車場代・習い事の月謝・お子さまへの仕送りなど、毎月かかる定額の振込に対応する「定額自動振込」サービスもあります。
このようにネットバンクには便利なサービスがありますが、注意してもらいたいこともあります。
支払い面では全ての支払には対応できていないため、口座をネットバンク1つにして都市銀行や地方銀行などの「銀行」を解約することは現時点ではお勧めしません。
それに支払いすべての引き落とし金融機関を変更するのはとても大変です。
私は給与の入金先をネットバンクへ変更し、ネットバンクで1本化しようとしたのですが、一部の支払いがネットバンクに対応しておらず、その支払額をネットバンクから毎月引き出して銀行へ入金する必要があり、またまた手間のかかる状況になってしまいました。
このようなことも加味して、自分のスタイルに合わせて便利に使ってください。
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