メモに特化したアプリをよさそうだからって次々に試していたら、メモアプリが増えてメモを探すのに苦労するようになった私。そこで「Bear」にためてたメモのうち主だったメモや記事を「evernote」へ移そうと思いやってみたのですが、エクスポート(他のアプリケーションで読み込める形式に出力する作業のこと)するにもどの形式を選択すればよいのかが解らず、やり方を調べても結局どうやればよいのかが解らない。知識があまりなく苦労した私が、結局どうやればよいのか要点だけを解説します。
尚こちらの記事はiPhoneの「無料プランBear」アプリ内のメモを、iPhone側の操作で「evernote」へエクスポートした結果を書きました。別のやり方は試していませんのでご了承ください。ちなみにパソコン版の無料プランBearからメモをエクスポートする場合は、上手くいきません。エクスポート先としてアプリが選択ができませんでした。
evernoteへエクスポートするにはスマートフォン側から操作しましょう。
無料プラン「Bear」のメモをエクスポートする方法は5つ
無料プランBearのメモをエクスポートするには、5つの形式でエクスポートできます。
- Txt(テキスト)
- Markdown(マークダウン)
- テキストバンドル
- Bearノート
- RTF(リッチテキスト)
テキストとリッチテキストの違い
「テキスト」は純粋に文字データのみで構成された文書を表示し(拡張子は .txt)、「リッチテキスト」は文字に装飾ができ、ワープロソフトでも文字の装飾や書式の情報を交換でき文章が表示されます。調べてみると「Microsoft社」が策定した文章形式のようです。拡張子は .rtf
Markdown形式とは
Bearを使っている方はご存知のとおり、Markdownは「見出し」や「段落」、「箇条書き」などの文章構成を簡単な操作で作成できます。ただ、evernoteは対応していません。
テキストバンドルとは
この形式を選択すると、“ファイルドラッグするか、テンプレートを選択”と表示されます。メモの内容を保存したいのでからファイルをドラッグしましょう。スマートフォン操作でしたらコピーして貼り付けってことですね。
Bearノート形式では
evernoteは対応していません
エクスポートしたメモ「evernote」をパソコンで開く・Mac編
Txt形式でエクスポートした場合
添付ファイルのような状態でevernoteにエクスポートされ,タイトルは引き継がれています。添付ファイルをクリックするとテキストアプリが立ち上がり、文章が表示されますが、text形式では当然のことながら対応していない文字は変換されません。
Markdown形式でエクスポートした場合
添付ファイルのような状態でevernoteにエクスポートされ,タイトルも引き継がれていますが、添付ファイルをクリックした場合に「Markdown」に対応したテキストアプリをインストールしていれば、そのアプリ(例えば、CotEditorなど)が立ち上がり文章が表示されます。
RTF形式でエクスポートした場合
テキストアプリが立ち上がり文章の装飾のままに表示されます。
エクスポートしたメモ「evernote」をパソコンで開く・windows編
Text形式の場合
Mac同様に添付ファイルのような状態でevernoteにエクスポートされ文章が表示されます。タイトルも引き継がれます。ただ対応していない文字は変換されません。
Text形式以外を開くとき
添付ファイルを一度任意の場所に保存してからファイルを開くようになります。
Markdown形式の場合
対応したアプリがインストールされていればその対応したアプリで開くことができます。開き方は、保存したファイフを右クリック → プログラムから開く → 対応したアプリを選択 → OKをクリック
RTF形式の場合
ダウンロードしたファイルに対応したアプリがインストールされていればその対応したアプリで開くことができます。Microsoftの「Word」がインストールされていれば「Word」が立ち上がり文章が表示されます。別のアプリで表示したい場合には、Maekdown形式同様に対応したアプリを選択して開くことができます。
開き方は、保存したファイフを右クリック → プログラムから開く → 対応したアプリを選択(例えば「ワードパット」) → OKをクリック
まとめ
以上が無料版Bearアプリから → Evernoteアプリへメモをエクスポートする場合の表示結果になります。記事の冒頭に書いたとおり、他の方法を試していませんので、他にもっといいやり方があるかもしれません。ただ、iPhoneだけで完結するにせよ、パソコンで操作するにせよ、文字に装飾などを使ってなく画像などもないメモなら「Txt(テキスト)」でエクスポートしてもいいけど、そうでないなら「RTF(リッチテキスト)」でエクスポートすることをオススメします。
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