2020年末~2021年明けに APPLEをかたる偽りメールが3つ続いた【注意】!

フィッシングメールをイメージした画像パソコン・スマートホン
2020年年末から2021年正月にかけて、立て続けに疑わしいメールを3つも受信しました。
いずれのメールもApple と偽り配信されており、直ぐには詐欺メールと気がつかないかもしれませんが、落ち着いてみてみると違和感があり、詐欺メールだと気がつくと思います。

「Apple IDがロックしたので請求情報を更新してほしい」
「誰かが別のIPアドレスからログインしようとしているので身元を確認してほしい」

など警告文にて緊急性をあおり立て、偽りのウェブサイトへ誘導してApple IDなどの個人情報を入力させる手口ですので、まずは疑ってみることをオススメします。 ちなみに受信した3つのメールの送信元名はこちらです。
  • Apple Customer Service
  • Apple Pay
  • Apple Stores
3つ目のApple Storeは “S”複数形になっていました。


よく見ていくと、“おかしな日本語訳” や “誤字” があり偽りメールなのではと気がつきますが、安易にリンク先をクリックしてしまうと、誘導された「APPLE ID のアカウント管理サイト」は本物ソックリなため、偽りサイトだとは気がつかない場合が多いと思います。

では実際に受信した偽りメールをみてください。

偽りメール1 : Apple CUSUTOMER SERVICE

送信元が Apple CUSTOMER SERVICE ← バランスが悪い
Apple Aupport ← Supportの間違い?
「ここでアカウントを確認してください」をクリックすると偽りサイトへ誘導されます。

偽りメール2 : Apple Pay

こちらの警告文はおかしな日本語訳「・・Apple IDことを通知すること・」や「あなたの身元今日たり、」があり、偽りメールなのでは?とわかります。
【警告】題名の文字バランスが悪い。
smatt82○○@yahoo.co.jpは私のApple IDではありません。
下段のAppleサポートのCopyrightから続く住所など“グレーで囲まれた情報”は本物と同じです。

偽りメール3 : Apple Store

送信元名がApple Store”s“と複数形です。
おかしな日本語訳「・・Apple IDことを通知すること・」「あなたの身元今日たり、」「なぜあなたはこのメールを受け取りました」があり、偽りメールなのでは?と気がつくはずです。
それとりんごマークが左ではなく右側についていますね。 ← 右側の場合もあるようです。

クリックした先の“偽りのウェブサイト”

こちらが誘導された先の偽り「Appleアカウント管理」サイトです。
本物とソックリですが、“黒のメニューバー” Mac iPadなどの文字が上付になっています。
赤丸で囲んだところが本物とは違っていますが、直ぐには気がつかないところです。
サイトのアドレス(https://_ _ _のこと)は、長くて怪しく感じるアドレスでした。

本物のAppleアカウント管理サイトとサイトアドレスはこちらです。
https://appleid.apple.com/#!&page=signin
本物は偽りのウェブサイトと違ってバランスが良いです。

まとめ・偽りメールだと見抜くには

  1. 書かれている文章をすべてよく読む。
  2. 違和感を感じたら疑ってみる。
  3. 以前 Appleサポートなど本物のメールを受信していれば、そのメール内容と比較してみる。
  4. クリックした先でログインを求められても、一旦待ってサイトのアドレスを確認する。
それでもApple IDなど個人情報を入力してしまったら、直ぐに新しいApple IDとパスワードを更新しましょう。そしてApple IDの2ファクター認証を設定してない場合は是非設定することをオススメします。
Apple ID 2ファクター認証について公式サイトはこちらです。
https://support.apple.com/ja-jp/HT204915

最後に受信した偽りメールをAppleへ転送して報告しましょう。
転送先のアドレスです。
reportphishing@apple.com

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