その前に知っておいてほしいことがあります。
話題のあの景観は、2018年にアート建築家の方々によって改修されたアート作品です。
以前に清津峡を訪れた方の中には「トンネルをつくってから景色もあまり観れなくて、さほど良くなかった」と言われる方がいます。
それもそのはずで、トンネルができる以前は渓谷沿いを歩いて景色を観たそうですが、危険なことからトンネルをつくり、通年をとうして安全に景色を観られるようになったのですが、トンネルの数箇所からしか景観を眺めることができず、人気もなくなっていたようです。
それをこの地域一帯の芸術祭 「越後妻有の“大地の芸術祭2018”」でアート作品へと変容され、現在人気の観光スポットとなりました。
アート作品として訪れることで、見どころも変わります。知って行くのと知らずに行くのとでは楽しみ方が変わりますので、見逃しがちな “見どころ” も後ほどご紹介します。
それでは「清津峡渓谷トンネル」までの行き方の概要と混雑状況、そして見逃しがちな “見どころ” を説明していきます。
清津峡渓谷トンネルまでの行き方
方法は2つ1つ目は車で行く
2つ目は公共機関を利用して、越後湯沢駅から「南越後観光バス」で行く
アクセスの概要を把握するにはこちらのサイトがわかりやすいです。
こちらのHPへアクセスしたら下へスクロールし「”Enjoy/十日町を楽しむ” に表示される”View 観る“」をクリック、「”Spot/スポット” に表示される”清津峡/Tunnel of Light“」をクリックして御覧ください。
十日町市観光協会
https://www.tokamachishikankou.jp/
こちらも当日までにフォローしておくと混雑状況がわかって便利です。
混雑状況配信 Twitter “清津峡渓谷トンネル” で検索してください。
清津峡渓谷トンネルまでの周辺概要はこちらを参照してください。
公式サイトの周辺マップになります。とてもわかりやすいです。
https://nakasato-kiyotsu.com/access/
自動車で行く場合
清津峡入口バス停から清津峡渓谷トンネルへ向かって進むと駐車場があります。駐車場は第1から第4まで。
第2駐車場手前には”トンネル”があり、Twitterで配信されている混雑状況では、頻繁に「駐車待ちでトンネルまで渋滞が続いています」と書かれます。ここのトンネルのことです。
第2駐車場は目的の清津峡渓谷トンネルから比較的近くにありますが、車道から下ったところに位置していて、そこから歩いて車道まで登り渓谷トンネルまで行くようになります。
ここも満車になると第3駐車場へ誘導されます。車道から右手山沿いの急勾配を登った先にある空き地に停め、ここからはシャトルバスで第1駐車場まで行くようになります。
第3駐車場も満車になると第4駐車場へ停めるようになると思われます。周辺マップには記載されていませんが、第2駐車場手前にある トンネルへ入る手前 の空き地が第4駐車場です。
第4駐車場からは平坦な道を徒歩で10分程度のようです。
足腰のあまり良くない方を連れていきたい場合
第1駐車場(トンネルから一番近い)が満車で第2駐車場へ誘導された場合、駐車場が車道よりとても低く、まず車道までの上り坂を登るようになります。 第3駐車場の方が遠いですがシャトルバスで第1駐車場まで行けるので安心できると思います。誘導している係の方に聞いてみることをオススメします。(※帰る方もいますので運良く第1駐車場へ誘導される場合もあります)
渓谷トンネルの受付付近には車椅子があり利用できます。(ベビーカーも有りました)
越後湯沢駅から南越後観光バスで行く場合
清津峡入口バス停からの道順は、上記の公式サイト周辺マップを参照ください。バス停から下道へ下りすぐ橋を渡ったら、川に沿って続く道を約30分程度歩くと到着します。必ず帰りのバスが来る時間は確認してください。
発着時刻はこちら南越後観光バスの公式サイトで確認してくだい。
http://www.minamiechigo.co.jp/
私が行ったときの混雑状況
2020年11月22日(sun)快晴 ※21日~23日まで3連休 自家用車で行きました。9:40頃 第2駐車場手前のトンネルに入るが渋滞により停車。
第1、第2駐車場満車。数分後に第3駐車場(右手崖の上にあります)へ誘導される。
そこからシャトルバスにて第1駐車場へ到着した。
受付は混雑しておらず直ぐに清津峡渓谷トンネルへ入れた。
途中の様々な見どころには一切見向きせずに、トンネル先のパノラマステーションへ。
あの絶景スポットです。さほど混雑していませんでした。
カメラで景観を数枚撮影し後ろを振り返ると、急激に人が増えていた。
ただこの時点では、パノラマステーションへ入る順番待ちの列はできていませんでした。
※こんな文章ですみません 後でTwitterのリアル情報をみると
11:40頃には第4駐車場まで満車になっていました。
2021年11月14日(sun)晴れ
15:00頃 第1、第2駐車場は満車。手前の第4駐車場は余裕あり。
ただ、少し待って第1駐車場へ誘導されました。
絶景スポットへも待つことなく行けました。撮影時は順番待ち状態でしたが。
はじめて訪れるときは私もそうでしたが、入坑してからは順を追って「見どころ」や「展示されているパネル」に見入る方が多いと思います。
ただ、人気の”あのスポット”は混雑しますので、人が多いと感じたら先にトンネル先の「パノラマステーション」へ一目散に行き、ゆっくりと撮影なり景観を眺めることをオススメします。
ここは混み始めると長蛇の列になることもあります。
ちなみに私は初めて行ったときは約1時間程度並んで待ちました。
“見逃しがち”な見どころ
清津峡渓谷トンネルからの景観を紹介しているあのスポットは、全長750mのトンネルの先にあります。 全体像を紹介したパネルがありましたので御覧ください。少し見ずらいとは思いますが、トンネルを進んだ先の180°曲がった部分があの話題のスポット「パノラマステーション」光の洞窟です。
トンネルの内側はステンレス板に覆われ、床には水がはられています。
清津峡の景観が反射して映ることで、紹介されているあの風景を創りだしています。
パンフレットにはこのトンネルを潜水艦とみたて、自然の「5大要素」木、土、金属、火、水を利用しながらアート作品として改修したと書かれています。
作品名は「Tunnel of Light」
パノラマステーションは “水”
トンネルを進むと光の演出があります “土”
トンネル途中から外を望める第三見晴所 “火”
そして第三見晴所の手前の第二見晴所。ここが見逃しがちな見どころです。
見逃しがちな見どころ 1 “有機質な形のトイレ”
こちらがアート作品のトイレ 「見えない泡」“金属”ちゃんと使用することもできます。
そしてこのトイレの中から外の風景を観ることができるんです。こんな感じに観れます。
見逃しがちな見どころ 2 “トンネル入口手前のエントランス施設2階”
1階のショップ奥へ行くと2階へ続く階段がありますので、是非上がってください。「足湯」があります。天井を見上げると中央にある丸い鏡に、外の景観が反射して差し込んでいるのがわかります。
「ペリスコープ」“木” 潜望鏡
足湯にはタオルはありませんので持参してください。
5つのアート作品の全貌はこちらのサイトにまとめています。
https://web-various.com/2020/08/23/gorge-kiyotsukyo/
繁忙期の混雑緩和のため一部期間は「事前予約制」へ
2021年4月から繁忙期に限り、1日の入坑時間に区分を設けた「事前予約購入制による入坑制限」が実施されています。ただ、降雪状況では閉鎖されますので、公式Twitterサイト(清津峡渓谷トンネル)で情報をチェックすることをお勧めします。
追記:
入坑料は2023年2月時点では”大人1,000″円 “小中学生400円” です。
営業時間は 通常8:30〜16:30(閉抗時間 17:00)
2023年2月28日までは冬季時間 8:30〜16:00 最終受付15:30(閉抗時間16:00)です。
予約方法は「公式サイトからのWEB購入(アソビュー)」と「セブンイレブンのマルチコピー機から購入」の2通り
詳しくはこちら公式サイトを御覧ください。
https://nakasato-kiyotsu.com/
まとめ
このサイトでは、清津峡渓谷トンネルへ初めて行く方向けに要点をまとめて記事にしました。混雑時の状況や見どころ、駐車場周辺のマップや足りない情報はリンク先のサイトから把握していただけると思います。少しでも知りたい情報を入手できましたら幸いです。
トンネル先の話題のスポット(ライトケープ光の洞窟)は、外の日射量、木々の色により見え方が変わるように思えました。夕方よりは日射量の多い時間帯がオススメです。
コメント